跳ね橋 [随時随感]
土佐の高知の太平洋に面した小さな漁港に立派な跳ね橋がある。
おおよそ一時間ごとに跳ね橋が上がる。
鉄道の踏切同様の警報音も鳴り、漁船に対しての信号設備もある。
上がっていた跳ね橋が地上に降りるまでを観察してみた。
この間、通過した漁船はゼロ、
跳ね橋が地上に降りて対岸からやって来た車は一台のみ。
この地の果てのような小さな漁港には観光客もいない。
何よりも不思議なのはこの跳ね橋が上がっている間に
対岸に向かう迂回路が漁港に沿ってあること、それに
小さな漁港なので迂回距離も大したことはない。
跳ね橋が上がっている間に車が一台やって来たが
何の躊躇もすることなく迂回路を通って行った。
地方創生だとか称してこの類の投資をやられては
たまったものではない。
費用対効果を計算したのはどなたであろうか。
誠に不思議な公共設備投資である。
これは見、見に行きたいです(^-^)
by johncomeback (2016-06-06 11:27)