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初詣は入場料を払って [上海雑記]

中国でもやはり初詣は賑わっていた。日本の正月ほど華やかな服装はしておらず普段着のままでお参りする人が殆どだ。上海市中心部にある静安寺という有名なお寺に初詣に行った。大勢の人が初詣に来ていたがお寺への入場料として10元(当時で約150円)取られたのには驚いた。さすが中国、商売の書入れ時は見逃さない。

ここでは日本の何倍もあるような直径の大きな線香をそれも束単位で燃やすために境内一面線香の煙でもうもうとしていた。日本でも束で煙を立てるが中国の束は日本よりも2倍以上大きいと思われ、それを皆一斉に燃やすので尋常な状況ではない。それほどに線香の煙は沢山出るほどご利益が上がるのだろうか?

初詣-1.jpg

初詣.jpg

中国の正月(春節)は旧暦で祝うので大体一月下旬から二月上旬にかけて新年を祝うことになる。従って日本の正月はここ上海では単なる普通の日々でしかない。12月25日前後から一週間乃至10日程度日本とのやり取りは閑散となるので、毎日が手持ち無沙汰となるが特に大晦日から新年3日までは文字通り開店休業状態だ。

ある年の大晦日の夜にあまりの手持ち無沙汰に参って行き付けのカラオケ(スナック)に飲みに行った。カウンターに座って飲んでいるとその内新年が近づき衛星放送から流れてくるNHK「行く年来る年」で除夜の鐘が聞こえてくる。日本にいれば家族そろって正月を迎えている時刻に異国で一人酒を飲んでいるというのもなんというかやはり一抹の寂しさを覚えるものだ。

でもそんな気持ちに負けちゃあいられない、
ひとり杯をかざし、新年好!(シンネン ハオ)
乾杯!

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